一心寺ニュース
お彼岸、センバツ、桜前線。こころときめく春の訪れ、3月です
第28回なにわ人形芝居フェスティバル開催
2024年3月1日
一心寺門前浪曲寄席
2024年3月24日
浪曲師・京山幸乃さん/曲師・一風亭初月さん
一心寺門前浪曲寄席!観客から見て右手側で演奏し、呼吸を計っている曲師(きょくし)。
三味線は通常、棹(さお)が太く胴も大きめの太棹三味線が使用される。演奏は楽譜はなく、ほとんどアドリブ。
三味線で様々な効果音を表現したり、要所で個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を盛り立てる。
三味線音楽で譜面を使用せず伝承されているのは浪曲が唯一で、日本の三味線音楽の中でも特殊である。
浪曲と同じく浪曲三味線も大きく関東節・関西節に様式が分けられ、関西節は胴の皮がゆるく張られ、
弾くとベーンベーンと低い音色なのが特徴とされる。浪曲師と曲師の絶妙な掛け合いをお楽しみください。
■2024年4月公演
日 時:4月13日(土)~15(月)13:00開演
浪曲師:天光軒新月・春野恵子・京山幸太・三原麻衣
曲 師:一風亭初月・虹 友美
てんボラ情報!大阪七福神めぐり 毘沙門天・宝満寺大乗坊
2024年1月29日
大乗坊山門
大乗坊本堂
毘沙門天
大乗坊(大阪市浪速区日本橋3-6-13)は「長町の毘沙門さん」として大阪の人々に親しまれ、
日本の四毘沙門天の一つに数えられています。山門をくぐると、手製の前掛けを付けた江戸期の狛犬がむかえてくれます。
ご住職の岩上昭信さんは「七福神の一人、毘沙門天王は宝船のかじを取る守り神としての存在で、
しかも仏法を守る四天王のおひとりでもある。力強い北方の守り神で、その時は多聞天と呼ばれる。
当寺では、毘沙門天王夫人が吉祥天で、善膩師(ぜんにし)童子を含む5人の子どもたちの家族神として、
平安和合と繁栄、幸福な家庭を願い祀っている。」と話されます。「大阪空襲で堂宇は全焼したが、ご本尊は厨子の中で助かり、
御前立の毘沙門天王も国指定重要文化財です。秘仏本尊は5月、11月の第2日曜に法要、その前後も御開帳をします」と。
写真で見る直列に並ぶ4尊の毘沙門天王のお姿は尊厳で、神々しいものです。ご住職のお話は心温まる家族愛に満ちていました。
慈泉処だより
2020年4月5日
3月26日(木) 晴れ 利用者 30人
春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆 さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)
4月2日(木) 曇り 利用者 25人
午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。少し春めいて きたせいでしょうか。 泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。 毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。 まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)
「一心寺の法話」
「和顔愛語」
一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)