一心寺ニュース
実りの秋、天高く馬肥ゆる秋、10月です
一心寺門前浪曲寄席
2024年3月24日
浪曲師・京山幸乃さん/曲師・一風亭初月さん
一心寺門前浪曲寄席!観客から見て右手側で演奏し、呼吸を計っている曲師(きょくし)。
三味線は通常、棹(さお)が太く胴も大きめの太棹三味線が使用される。演奏は楽譜はなく、ほとんどアドリブ。
三味線で様々な効果音を表現したり、要所で個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を盛り立てる。
三味線音楽で譜面を使用せず伝承されているのは浪曲が唯一で、日本の三味線音楽の中でも特殊である。
浪曲と同じく浪曲三味線も大きく関東節・関西節に様式が分けられ、関西節は胴の皮がゆるく張られ、
弾くとベーンベーンと低い音色なのが特徴とされる。浪曲師と曲師の絶妙な掛け合いをお楽しみください。
■2024年10月公演
日 時:10月12日(土)~14(月・祝)13:00開演
浪曲師:京山幸枝若 五月一秀 天中軒月子 真山隼人
曲 師:一風亭初月 沢村さくら
てんボラ情報!天王寺七名水 大阪市天王寺区
2024年7月18日
安井神社かんしづめ水
古来、上町台地では、地形(礫、砂、粘土層)により濾過された清浄水が湧き、湧水量も豊富な良水が得られた。
特に西側崖を中心に、七名水と評判の井戸が登場し、それぞれ愛称をもち、江戸時代の人々に愛好された。
諸説あるが、天王寺の七名水といわれる井戸は、「安井、増井、有栖、金龍、玉出、逢坂、亀井」をさす。
「かんしずめ水」で有名な安井神社(天王寺区逢阪)の安井清水。大宰府に左遷される途中、菅原道真が井戸水で癇気を癒やされたと伝わり、
この水をのませると子供たちの「かん」がしずまる俗信が広まり、評判となった。中島俊幸宮司は「今は涸れておりますが、昭和初期まで、
かんしずめの水をもとめるお母さんたちが訪れていたらしいです」と説明。
名水の痕跡を研究する大阪城天守閣の宮本裕次館長は「湧いている名水だけでなく、引き入れた名水、アトラクションとしての
名水などさまざまな魅力があるので、ぜひ探訪してみてほしい」と語っている。
慈泉処だより
2020年4月5日
3月26日(木) 晴れ 利用者 30人
春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。 例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。 マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、 いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)
4月2日(木) 曇り 利用者 25人
午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。 少し春めいてきたせいでしょうか。慈泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。消毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、 平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)
第24期一心寺日曜学校を開講します
2024年5月9日
「一心寺の法話」
「和顔愛語」
一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)