一心寺ニュース

尚暑の季節、どうぞお気をつけてお参りください

一心寺七夕さん「星に願いを2025」

2025年6月15日

七夕

一心寺初夏の風物詩。今年も七夕の季節を迎えます。
童謡「たなばたさま」の歌詞に、「五色の短冊」というフレーズが出てきます。 七夕の短冊には、青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色が使われます。 この五色は、中国の五行思想に基づいており、それぞれの色には特定の願いが込められています。 青は成長や発展を象徴する色として「学業向上」など。赤は情熱や愛、幸福を象徴する色として「家族の健康」など。 黄は安定や信頼、知恵を象徴する色として「試験に合格」など。白は純粋さや浄化、真実を象徴する色として「新たな挑戦」など。 黒は深い思慮や神秘、癒しを象徴する色として「穏やかな毎日」など。 一心寺の短冊は色のご用意がありませんので、お願い事に合った色のペンを使ってみてはいかがでしょうか。 境内と三千佛堂でお書きいただけます。ご自身ご家族の分もどうぞ。

7月4日(金)~7日(月)午前9時~午後3時30分。※4日は午後12時頃より。


一心寺門前浪曲寄席

2024年3月24日

浪曲師・曲師

浪曲師・京山幸乃さん/曲師・一風亭初月さん

 

一心寺門前浪曲寄席!観客から見て右手側で演奏し、呼吸を計っている曲師(きょくし)。 三味線は通常、棹(さお)が太く胴も大きめの太棹三味線が使用される。演奏は楽譜はなく、ほとんどアドリブ。 三味線で様々な効果音を表現したり、要所で個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を盛り立てる。 三味線音楽で譜面を使用せず伝承されているのは浪曲が唯一で、日本の三味線音楽の中でも特殊である。 浪曲と同じく浪曲三味線も大きく関東節・関西節に様式が分けられ、関西節は胴の皮がゆるく張られ、 弾くとベーンベーンと低い音色なのが特徴とされる。浪曲師と曲師の絶妙な掛け合いをお楽しみください。

■2025年7月公演
日 時:7月12日(土)~14日(月)13:00開演
浪曲師:天中軒 雲月 春野 美恵子 真山 隼人 春野 恵子
曲 師:沢村 さくら 藤 初雪

浪曲親友協会ホームページ

てんボラ情報!天王寺七名水 「玉手の清水」 天王寺区逢坂2丁目

2025年5月18日

玉手水旧跡石碑

玉手水旧跡石碑

旧町名継承碑「玉水町」

旧町名継承碑「玉水町」

四天王寺七名水は、四天王寺を中心としてその周辺に点在7つの名水があります。
それぞれの清水は、四天王寺の周囲にあるため、北から南に向かって順に位置していると考えられます。
玉手の水は、かつては一心寺の西に位置し、天王寺の高台から滴り落ちる水であったとあります。
玉手水旧跡石碑は、大阪市天王寺区逢坂2丁目の四恩学園前にあります。
また旧町名継承碑「玉水町」によれば、一心寺の南側で環状線沿いの地域に明治33年から大正14年にかけて「天王寺玉水町」大正14年から昭和56年まで「玉水町」という町名がありました。
町名の由来は天王寺七名水の一つ「玉出水」から採用したものと伝えられています。
玉手と玉出は字が違いますが、書き方も「たまで」と読めます。
という意味で一心寺から大阪市立美術館の上町台の西側の崖からあちこちに玉手が届く清水が湧いていたのかもしれない。



てんのうじ観光ボランティアガイド協議会 橋本 佳史

慈泉処だより

2020年4月5日

慈泉処だより
2020年5月より慈泉処の活動は休止しております
3月26日(木) 晴れ 利用者 30人

春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。 例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。 マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、 いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)

4月2日(木) 曇り 利用者 25人

午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。 少し春めいてきたせいでしょうか。慈泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。消毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、 平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)


6月門前募金

2025年6月8日

門前募金6月

活動の様子

一心寺では毎月第2日曜日に「慈悲喜捨」の心で門前募金を行い、各地の子ども・女性・そのいのちを守る活動の支援をしています。
梅雨入り間近でスッキリしない空模様でしたが、日曜学校の生徒さん11名に門前に立ってがんばっていただきました。皆様のご協力で60,358円が集まりました。
現在は令和6年1月能登半島地震の被災者の支援を目的として活動しています。被災地域では9月21日の記録的な大雨の影響も有り、住まいの再建に向けた支援などが求められています。

義援金は日本赤十字社を通じて、被災地全域(石川県、富山県、新潟県、福島県)へ寄付いたします。

第25期一心寺日曜学校開講!

2025年6月22日

高口 恭典校長

高口 恭典校長

笑福亭 遊喬さん

笑福亭 遊喬さん

 

6月22日(日)第25期一心寺日曜学校が開講されました。
【講話】
開講式のあいさつは、一心寺住職・日曜学校校長の高口恭典師。仏教に触れて楽しむ、学ぶことによって人生を生きていく何かを得られたら。などをお話いただきました。 また平田秀瑞教頭によるオリエンテーションが行われ、礼拝堂壁面に描かれた阿弥陀様のご紹介や、一心寺倶楽部の活動の一環である「門前募金」の活動動画をスライドで流しながら、 年間の諸活動の説明をされました。

募金のビデオを見せて頂き良かった。前から気になっていましたが少し不安がありました。ビデオを見て参加したいと思いました。(生徒アンケートより)


【エンターテイメント】
ゲストは、落語家の笑福亭遊喬(ゆうきょう)さん。落語家を志し、六代目笑福亭松喬師の門をたたく。天満天神繁昌亭や角座など数多くの落語会に出演。 本日の演目は「天王寺詣り」。自身の不注意から愛犬を死なせてしまって、供養のために四天王寺に参詣する男を描いたお噺。 沢山の登場人物を声色や話口調で巧みに使い分け、会場が笑いに包まれていました。

「落語」大変楽しくて笑ってばかりでした。他の落語も聞いてみようと思います。(生徒アンケートより)


日曜学校の詳細についてはこちらをご覧ください。




「一心寺の法話」

「和顔愛語」

「和顔愛語」

一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)