一心寺ニュース

日に照り返す紅葉がひときわあざやかな晩秋、11月です

浄土宗開宗850年記念 書道パフォーマンス

2024年11月5日

書道パフォーマンス

 

1175年に浄土宗が開宗して今年で850年。浄土宗大阪教区では去る10月25日に様々な記念行事が開催されました。 その中のパフォーマンスの1つ、一心寺境内の特設舞台で書かれた私立上宮高校書道部の作品を、 三千佛堂入口すぐ左の壁面に展示しています。縦4メートル横6メートルの大きな紙に描かれた書は圧巻です。年内中展示しています。ぜひご覧ください。

一心専念 弥陀名号 順彼佛願故

一心に専ら念ずる 弥陀の名を かの仏の願いに依るがゆえに
                 善導著『観経疏』散善義より


一心寺門前浪曲寄席

2024年3月24日

浪曲師・曲師

浪曲師・京山幸乃さん/曲師・一風亭初月さん

 

一心寺門前浪曲寄席!観客から見て右手側で演奏し、呼吸を計っている曲師(きょくし)。 三味線は通常、棹(さお)が太く胴も大きめの太棹三味線が使用される。演奏は楽譜はなく、ほとんどアドリブ。 三味線で様々な効果音を表現したり、要所で個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を盛り立てる。 三味線音楽で譜面を使用せず伝承されているのは浪曲が唯一で、日本の三味線音楽の中でも特殊である。 浪曲と同じく浪曲三味線も大きく関東節・関西節に様式が分けられ、関西節は胴の皮がゆるく張られ、 弾くとベーンベーンと低い音色なのが特徴とされる。浪曲師と曲師の絶妙な掛け合いをお楽しみください。

■2024年11月公演
日 時:11月9日(土)~11日(月)13:00開演
浪曲師:天中軒雲月 真山一郎 春野美恵子 春野ココ
曲 師:虹 友美 藤 初雪
オペレーター:真山幸美

浪曲親友協会ホームページ

てんボラ情報!天王寺七名水 安居(安井)の清水 天王寺区逢阪 安居神社

2024年10月10日

安井の清水1

安井の清水2

安井神社(安居天神)は裏山一帯が天神山と呼ばれ梅やさくら見物の人々で大いに賑わったと伝わり、 江戸時代後期の歌川(安藤)広重作「浪花名所図会」にも描かれている。
 “菅原道真“公、”真田信繁(幸村)“公などの逸話をはじめ上町台地の歴史を話すとき多くの話題を提供しており、 私たちボランティアガイドがお客様をご案内する時、外せないスポットである。
 その境内にかんしずめの井(安井の清水)があり清冽な水が湧き出て、古来、霊水として知られている。(現在は涸れている)
 名前の由来は菅原道真公がこの水で癇気を癒されたことから、この名がつけられたとも言われており、浪花百景「安居天神社」では 山裾中央やや右に名水井戸が描かれている。



てんのうじ観光ボランティアガイド協議会 島林 豊

慈泉処だより

2020年4月5日

慈泉処だより
2020年5月より慈泉処の活動は休止しております
3月26日(木) 晴れ 利用者 30人

春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。 例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。 マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、 いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)

4月2日(木) 曇り 利用者 25人

午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。 少し春めいてきたせいでしょうか。慈泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。消毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、 平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)


日曜学校ハイキング

2024年11月8日

日曜学校ハイキング

 

コロナ禍以来、5年振りにハイキングが復活。今年は天王寺ボランティアガイド協議会さんにガイドを依頼。 過ごしやすいお天気の中、総勢50名程で四天王寺さんと庚申堂さんを巡りました。「太子殿猫の門」の屋根を支えるところに猫の装飾が彫られています。 よく目をやると、猫が柱にくくりつけられている様に見えます。これは、猫が夜な夜なミナミに遊びに行くのでそれを防ぐためだそうです。 ガイドの皆さんのユーモア溢れる解説を交え、広い境内を散策しました。

日曜学校の詳細についてはこちらをご覧ください。




「一心寺の法話」

「和顔愛語」

「和顔愛語」

一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)