一心寺ニュース

日に照り返す紅葉がひときわあざやかな晩秋、11月です

今月の日曜学校

2023年11月20日

安達 俊英 師

安達 俊英 師

11月26日(日)講師に圓通寺ご住職の安達俊英師をお迎えし、 「真言宗」の教えについて講話をお送りします。

【講話内容】
「日本仏教探訪③ ~真言宗~」
平成30年から、日本仏教の各宗派の教えについて成立年代順にお話してきており、初年は奈良仏教の各宗派、 翌年には天台宗を取り上げました。コロナ禍を経て日曜学校が再開された今年は、その続きとして、平安時代に 成立した真言宗の教えについてお話を致します。ちょっと難しいお話にはなりますが。


【今後の講話予定】
12月17日(日)「回向」
回向とは何か。供養との違いは? 日本人なら多くの方がご存じの仏教語ですが、意外とその正式な意味合いはご存じないかと思います。 また同じ回向といっても浄土真宗は他の宗派とその概念において、かなり違いがあります。また正しい回向の仕方とは? そのような点についてお話をして参ります。

1月28日(日)「袈裟」
袈裟は僧侶が身につけたり持ったりするものの中で、最も古い伝統を有するものといえます。袈裟の意味、袈裟の基本的な形、 袈裟の種類、袈裟の掛け方などについて紹介させて頂きます。また解説をする際には、浄土宗のお袈裟に限りますものの、 実際のお袈裟を持参して、その付け方などもご覧頂きたいと思っております。


【講師略歴】
安達 俊英(あだち しゅんえい)
昭和32年、天王寺区生まれ。大阪大学および同大学院でインド哲学の研究に従事。30歳の時、 知恩院浄土宗学研究所助手になったのをきっかけに法然上人の研究を始める。38歳で佛教大学専任講師。 准教授となった後、平成21年3月に大学を退職。趣味はクラシック音楽・文楽・鉄道・庭掃除。

日曜学校の詳細についてはこちらをご覧ください。


一心寺門前浪曲寄席

2023年11月27日

一心寺門前浪曲寄席

 

一心寺三千佛堂の南隣に「南会所」があります。白い壁に、青いテント。大きなガラス張りが印象的なミニホールです。 落語会や音楽ライブ、ヨガや朗読など、様々なジャンルのイベントが行われています。 そんなミニホールで毎月「一心寺門前浪曲寄席」が定期開催されています。浪曲は、明治初期から始まった演芸で、「浪花節」とも言われ、 三味線の音色に合わせて、独特の節と語りで物語を紡いでいきます。 登場人物の心情が歌詞になっており、情景がすんなりと浮かんできます。
関西での定席は唯一。ぜひ一度ご体感ください。

12月9日(土)~11(月)13:00開演
出演者:松浦四郎若、天光軒満月、春野ココ、真山隼人
曲師(三味線伴奏者):沢村さくら、藤初雪


浪曲親友協会ホームページ


てんボラ情報!大阪七福神めぐり 福禄寿・・・日蓮宗 大圓山 長久寺(中央区谷町8丁目2-49)

2023年10月1日

福禄寿

(長久寺)福禄寿像

長久寺外観

長久寺外観

福禄寿・・・日蓮宗 大圓山 長久寺(中央区谷町8丁目2-49)

■ 道士服姿の中国の神。なが~い頭がシンボル。寿老人とともに『長寿』の象徴。
■ 背は低く、長いひげをはやし、杖に経巻を結び、鶴を連れている姿で表されることが多い。
■ 福・・・幸福、禄・・・高禄、寿・・・長寿。人望を授け、延命長寿・招徳円満の神。
■ 当寺の福禄寿像は文化年間(1804~1818 徳川家斉期)の作。
■ 長久寺は天正7(1579)年、日長上人により創建。天正17(1589)年、豊臣秀頼の武運長久を祈るため、淀殿の命により、片桐且元・大野修理之介が奉行となって、大坂城築城の余材で本堂を建立したと伝わる→別名「淀殿の寺」
■ 上記の本堂は、昭和37年、奈良薬師寺に移築、「慈恩殿」として現存する。
■ 所在地・・・谷町筋「谷町7丁目」標識の交差点の西方2軒目。
■ 参拝時間・・・9:30~15:00 (行事等で参拝できないこともあります)



てんのうじ観光ボランティアガイド協議会
 長岡 克行

慈泉処だより

2020年4月5日

慈泉処だより
2020年5月より慈泉処の活動は休止しております
3月26日(木) 晴れ 利用者 30人

春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆 さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)

4月2日(木) 曇り 利用者 25人

午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。少し春めいて きたせいでしょうか。  泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。  毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。 まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)


「一心寺の法話」

「和顔愛語」

「和顔愛語」

一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)