一心寺ニュース

薄紫のジャカランダの花が境内を彩る6月です

ジャカランダが開花!

2025年5月28日

ジャカランダ

2025.5.30.撮影(山門横)

すっかり有名になった一心寺のジャカランダ。最も古い1本は1989年頃に植えたもので樹齢約35年になります。 寒さに弱い植物なので、日本の気候では咲かせることが難しいと言われていますが、昨今の温暖化の影響でしょうか?今年も薄っすらと色づき始めました。 自生地の南半球では11月~12月に開花、日本をはじめ北半球では5月下旬から6月上旬に開花します。晴れた日には青空に薄紫が映えとても綺麗です。 まだつぼみが多いですが、これから段々と咲き出し、1か月程が見頃です。お参りの際には、ぜひご覧ください。
一心寺のジャカランダは、三千佛堂から道路向かい側の塀沿いに3本、境内の日想殿入り口付近に1本あります。


一心寺門前浪曲寄席

2024年3月24日

浪曲師・曲師

浪曲師・京山幸乃さん/曲師・一風亭初月さん

 

一心寺門前浪曲寄席!観客から見て右手側で演奏し、呼吸を計っている曲師(きょくし)。 三味線は通常、棹(さお)が太く胴も大きめの太棹三味線が使用される。演奏は楽譜はなく、ほとんどアドリブ。 三味線で様々な効果音を表現したり、要所で個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を盛り立てる。 三味線音楽で譜面を使用せず伝承されているのは浪曲が唯一で、日本の三味線音楽の中でも特殊である。 浪曲と同じく浪曲三味線も大きく関東節・関西節に様式が分けられ、関西節は胴の皮がゆるく張られ、 弾くとベーンベーンと低い音色なのが特徴とされる。浪曲師と曲師の絶妙な掛け合いをお楽しみください。

■2025年6月公演
日 時:6月14日(土)~16日(月)13:00開演
浪曲師:真山一郎 春野ココ 天中軒すみれ 天光軒満月
曲 師:沢村さくら
オペレーター:真山幸美

浪曲親友協会ホームページ

てんボラ情報!天王寺七名水 「玉手の清水」 天王寺区逢坂2丁目

2025年5月18日

玉手水旧跡石碑

玉手水旧跡石碑

旧町名継承碑「玉水町」

旧町名継承碑「玉水町」

四天王寺七名水は、四天王寺を中心としてその周辺に点在7つの名水があります。
それぞれの清水は、四天王寺の周囲にあるため、北から南に向かって順に位置していると考えられます。
玉手の水は、かつては一心寺の西に位置し、天王寺の高台から滴り落ちる水であったとあります。
玉手水旧跡石碑は、大阪市天王寺区逢坂2丁目の四恩学園前にあります。
また旧町名継承碑「玉水町」によれば、一心寺の南側で環状線沿いの地域に明治33年から大正14年にかけて「天王寺玉水町」大正14年から昭和56年まで「玉水町」という町名がありました。
町名の由来は天王寺七名水の一つ「玉出水」から採用したものと伝えられています。
玉手と玉出は字が違いますが、書き方も「たまで」と読めます。
という意味で一心寺から大阪市立美術館の上町台の西側の崖からあちこちに玉手が届く清水が湧いていたのかもしれない。



てんのうじ観光ボランティアガイド協議会 橋本 佳史

慈泉処だより

2020年4月5日

慈泉処だより
2020年5月より慈泉処の活動は休止しております
3月26日(木) 晴れ 利用者 30人

春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。 例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。 マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、 いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)

4月2日(木) 曇り 利用者 25人

午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。 少し春めいてきたせいでしょうか。慈泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。消毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、 平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)


5月門前募金

2025年5月12日

門前募金5月

活動の様子

一心寺では毎月第2日曜日に「慈悲喜捨」の心で門前募金を行い、各地の子ども・女性・そのいのちを守る活動を支援しています。
前日の雨も無事に晴れ、すがすがしい晴れ模様となりました。日曜学校の生徒さん12名に門前に立って活動していただき、ご参詣の皆様のご協力で59,352円が集まりました。
現在は令和6年1月能登半島地震の被災者の支援を目的として活動しています。被災地域では9月21日の記録的な大雨の影響も有り、住まいの再建に向けた支援などが求められています。
義援金は日本赤十字社を通じて、被災地全域(石川県、富山県、新潟県、福島県)へ寄付いたします。

第25期一心寺日曜学校を開講します

2025年5月3日

日学開講

日曜学校の様子

 

日曜学校は「日曜の朝、心の門が開く!」をキャッチフレーズに、お説教を聞き、エンターテインメントを体感する『一心寺が送るちょっと変わった寺子屋』として、 1995年に始まりました。
今期(2025年度)も6月より全10回開講。落語や伝統芸能、音楽ライブなど多彩なゲストによるパフォーマンスと仏教をより身近に感じられる講話の2部構成でお送りします。 月に一度心のお洗濯を!


日曜学校の詳細についてはこちらをご覧ください。




「一心寺の法話」

「和顔愛語」

「和顔愛語」

一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)