一心寺ニュース
さわやかに若葉薫る5月です
令和六年ご納骨「年次納骨供養大法要」が執り行われました
2025年5月10日


去る令和7年4月26日(土)・27日(日)「令和六年納骨供養大法要」を執り行いました。
これは、令和6年1月1日~12月31日までに納骨された約20,000諸霊の供養をする大法要で、本堂で随時、納骨各霊位のご回向が行われました。
また、山門の舞台ではアジア民族舞踊やご詠歌が奉納され、境内や本堂では一心寺貫主高口恭典導師による庭儀法要(お練り)、
百萬遍知恩寺執事長山本正廣御導師のもと本法要が営まれました。両日快晴の中、約6万人のご参詣をいただき、にぎにぎしく執り行うことが出来ました。
千躰佛が開眼されました!
2025年5月3日


三千佛堂では皆様からのご寄進によって造立するお佛像「千躰佛」をお祀りしています。千躰佛には、1口2,000円を1,000人で造立する「千人寄進佛」があり、
順次回廊に奉安、皆様にご参詣をいただいております。
今年は千人寄進佛が2躰完成しました。4月24日にその開眼法要が執り行われ、造立にご協力いただいた皆様の諸願を込め祈念いたしました。
今回新しくお立ちいただいた佛様の前に、年内中白いリボンを吊るしております。リボンを目印にどうぞご参詣ください。
一心寺門前浪曲寄席
2024年3月24日

浪曲師・京山幸乃さん/曲師・一風亭初月さん
一心寺門前浪曲寄席!観客から見て右手側で演奏し、呼吸を計っている曲師(きょくし)。
三味線は通常、棹(さお)が太く胴も大きめの太棹三味線が使用される。演奏は楽譜はなく、ほとんどアドリブ。
三味線で様々な効果音を表現したり、要所で個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を盛り立てる。
三味線音楽で譜面を使用せず伝承されているのは浪曲が唯一で、日本の三味線音楽の中でも特殊である。
浪曲と同じく浪曲三味線も大きく関東節・関西節に様式が分けられ、関西節は胴の皮がゆるく張られ、
弾くとベーンベーンと低い音色なのが特徴とされる。浪曲師と曲師の絶妙な掛け合いをお楽しみください。
■2025年5月公演
日 時:5月10日(土)~12日(月)13:00開演
浪曲師:京山幸枝若 春野一 天中軒月子 京山幸乃
曲 師:一風亭初月 虹友美
てんボラ情報!天王寺七名水 「金龍水」 銀龍山泰聖寺(たいしょうじ) 天王寺区下寺町2丁目
2025年4月4日

泰聖寺縁起の石碑

「金龍水」井戸
泰聖寺縁起を記す石碑には、1755年(宝暦5年)徳川吉宗実弟にあたる紹空哲山上人による創建で、京都山城の柳谷観音大坂霊場として、
庶民の信仰を集めたと記載されています。境内に湧き出る井戸水は「金龍清水」と云い、天王寺七名水の1つに数えられ、
さらに「眼病に御利益アリ」と評判であったと伝えられています。
そして「明治天皇御用水」の名誉にも預かり、茶道の水としても名高く、眼病を患った浪速の天才棋士「坂田三吉」の為に、妻(コユウ)がお百度参り祈願をして、
快癒したと云う話は、坂田三吉自身が晩年よく語っていた事です。
太平洋戦争で堂宇を焼失してしまいましたが、柳谷観音楊谷寺より十一面千手千眼観世音菩薩を本尊に迎え、柳谷観音大阪別院として再興しました。
それから昭和40年頃に枯れてしまった井戸を復活できないものかと、現住職の純空壮宏師は、底に溜まった泥土を取り除きながら、井戸の掃除と整備に励み、
地下水が再び湧き出し始め、今日に至っています。
金龍水の鎮守「眼力稲荷大明神」は、先見の明(未来を見通すチカラ)を授けて頂ける御利益があるといわれ、毎月21日(弘法大師の仏縁日)には、
眼病平癒の御祈祷が実施されています。
※現在は災害時の緊急用水なので、一般の方が金龍水を汲むことは出来ません。
慈泉処だより
2020年4月5日

3月26日(木) 晴れ 利用者 30人
春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。 例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。 マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、 いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)
4月2日(木) 曇り 利用者 25人
午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。 少し春めいてきたせいでしょうか。慈泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。消毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、 平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)
5月門前募金
2025年5月12日

活動の様子
一心寺では毎月第2日曜日に「慈悲喜捨」の心で門前募金を行い、各地の子ども・女性・そのいのちを守る活動を支援しています。
前日の雨も無事に晴れ、すがすがしい晴れ模様となりました。日曜学校の生徒さん12名に門前に立って活動していただき、ご参詣の皆様のご協力で59,352円が集まりました。
現在は令和6年1月能登半島地震の被災者の支援を目的として活動しています。被災地域では9月21日の記録的な大雨の影響も有り、住まいの再建に向けた支援などが求められています。
義援金は日本赤十字社を通じて、被災地全域(石川県、富山県、新潟県、福島県)へ寄付いたします。
第25期一心寺日曜学校を開講します
2025年5月3日

日曜学校の様子
「一心寺の法話」

「和顔愛語」
一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)