一心寺ニュース
4月26日・27日、恒例の年次納骨供養大法要を厳修します
第27回なにわ人形芝居フェスティバル開催
2023年3月5日

今年で27回目。春の風物詩「なにわ人形芝居フェスティバル」が、4月2日(日)一心寺界隈、下寺町の寺社等で開催されます。マリオネットに腹話術ショー、しかけ紙芝居など、バラエティに富んだ人形劇団やパフォーマー達が大集合!無料で観覧できるスティールパン演奏に
フラメンコ、ストリートパフォーマンスのバルーンアート。その他、グルメテントや体験コーナーなど盛り沢山。下寺町のお寺では、お香作りや住職のギター弾き語りなど、
オリジナルのイベントを開催いたします。満開の桜の下、リーフレットを片手にお楽しみください!
※今年の人形劇のご観劇は、チケット予約制です。チケットは1公演500円(膝の上で観劇は3歳未満無料)。
事前予約が必要です。
その他、感染防止対策
上方文化漫歩 ~落語扁~ 「天王寺詣り」 (天王寺区四天王寺)
2023年4月2日



亀の池と北鐘堂
天王寺詣り(てんのうじまいり)は上方落語の演目の一つで、笑福亭一門のお家芸。特に、笑福亭松鶴が得意とした。
あらすじ
自身の不注意から愛犬(クロ)を死なせてしまった喜六、知り合いの甚兵衛に「今日は彼岸やさかいに」と言われ、
無下性(ムゲッショウ=乱暴)にどつかれて死んだ犬の供養のため二人で四天王寺に行く。境内は露店が店を並べ賑わっている。
境内のあちこちを見学し、 引導鐘(インドウガネ=境内にある鐘で、気持ちをこめてつくと死者が成仏するという)をついてもらうと、
何と犬の唸り声が聞こえてきた。喜六は「坊さん! 引導鐘三遍までと聞いてんねん。 三遍目、わたいに突かせておくんはなれ!」と頼み、
心をこめてつくと「クワーン!」と犬の鳴き声。 「ああ。無下性にはどつけんもんや。」 ・・・・・・
※喜六が経木に死者の名を書く時、『俗名クロ』と並び『俗名笑福亭松鶴』とまだ元気な落語家の名前を書かせ笑いをとる場面もある。
舞台になる四天王寺は、聖徳太子ゆかりの寺院で「天王寺さん」と大阪市民に親しまれている。毎年春、秋の彼岸には多くの人々で賑わう。
祖先の戒名を書いた経木(薄い木の札)を亀井堂に流し引導鐘をついて供養するために参詣する。引導鐘堂とよばれる「北鐘堂」は、亀の池の西南端に建っている。
山口 和子
慈泉処だより
2020年4月5日

3月26日(木) 晴れ 利用者 30人
春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆 さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)
4月2日(木) 曇り 利用者 25人
午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。少し春めいて きたせいでしょうか。 泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。 毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。 まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)
「日曜学校 健楽祈願の集い」として一部再開します
2022年6月4日

日曜学校の様子
日曜学校は1995年(平成7年)に、お説教だけではない学びの場『一心寺が送るちょっと変わった寺子屋』として、
現在の三千佛堂の改装前の建物「旧シアター」で始まりました。
開校以来の不測の事態「新型コロナウイルス感染症」が蔓延し、2020年3月から約2年間休講をしておりましたが、
本年度は一部再開をいたします。今期はコロナ禍でも健康で楽しく過ごせるよう願いを込め「日曜学校 健楽祈願の集い」というタイトルで、
コロナ禍以前に受講されていた方に向け講話を行います。感染防止対策の為、席数の制限をいたしますので、誠に勝手ながら新規や当日受講は申込みできません。
ご了承ください。
「一心寺の法話」

「和顔愛語」
一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)