一心寺ニュース
薄紫のジャカランダの花が境内を彩る6月です
ジャカランダが開花!
2023年5月27日

すっかり有名になった一心寺のジャカランダ。最も古い1本は1989年頃に植えたもので樹齢約30年になります。
中南米産のジャカランダは、寒さに弱い植物なので、日本の気候では咲かせることが難しく、ここまで大きく育つのは珍しいそうです。
温暖化の影響ですかね?
今年も薄っすらと色づき始めました。ジャカランダの木は枝を横に広げる樹形なので、枝いっぱいに咲いた薄紫色の花は、遠くから見ても
存在感がありとても美しいです。
これから段々と咲き出し、1か月程が見頃です。お参りの際には、ぜひご覧ください。
一心寺のジャカランダは、三千佛堂から道路向かい側の塀沿いに3本、境内の日想殿入り口付近に1本あります。
大阪七福神めぐり
2023年5月29日

七福神とは、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿天(えびすてん)、寿老人(じゅろうじん)、
福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の七つの神様の総称です。「七難即滅、七福即生」の説に
基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。七福神の信仰は、室町時代の末期の頃より始まり、
当時の庶民性に合致して民間信仰の最も身近な形となって育てられてきました。
全国的に広まった七福神信仰は、上野の寛永寺を開いた天海大僧正(てんかいだいそうじょう)が徳川家康に為政者のあるべき「姿」を説いたのが
発端です。徳川家康が狩野探幽に描かせた宝船に乗った七福神が評判になり、各地で七福神詣が行われてきました。大阪においても、下記の七社寺に
それぞれ七福神が祀られております。
今宮戎神社 恵比寿大神 商売繁盛 神道 大阪市浪速区恵美須西1-6-10
大国主神社 日出大黒天 福徳開運 神道 大阪市浪速区敷津西1-2-12
大乗坊 毘沙門天 融通招福 高野山真言宗 大阪市浪速区日本橋3-6-13
法案寺 弁財天 知恵財宝 浄土宗 大阪市中央区島之内2-10-14
長久寺 福禄寿 招特人望 日蓮宗 大阪市中央区谷町8-2-49
三光神社 寿老神 富貴長寿 神道 大阪市天王寺区玉造本町14-90
四天王寺布袋堂 布袋尊 笑門来福 和宗 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
池田 節雄
慈泉処だより
2020年4月5日

3月26日(木) 晴れ 利用者 30人
春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆 さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)
4月2日(木) 曇り 利用者 25人
午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。少し春めいて きたせいでしょうか。 泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。 毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。 まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)
第23期一心寺日曜学校を開講します
2023年5月3日

日曜学校の様子
日曜学校は1995年(平成7年)に、お説教だけではない学びの場『一心寺が送るちょっと変わった寺子屋』として、 現在の三千佛堂の改装前の建物「旧シアター」で始まりました。開校以来の不測の事態「新型コロナウイルス感染症」が蔓延し、 2020年3月から約2年間休講をしておりましたが、昨年、コロナ禍でも健康で楽しく過ごせるよう願いを込め「日曜学校 健楽祈願の集い」 というタイトルで、一部再開をいたしました。本年度はようやく通常通りの開講をさせていただくこととなりました。Withコロナ。 日常を取り戻しつつ、皆さまと新たな日曜学校を創っていきたいと思います。
日曜学校の詳細については、こちらをご覧ください「一心寺の法話」

「和顔愛語」
一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)