一心寺ニュース

1年を通じて最も日脚が短く、師も走り出す12月です

年末・年始のお知らせ

2024年12月10日

一心寺年末


元日早々に能登半島地震が起こり、復興途中で大雨被害。今年も日本各地が自然の脅威にさらされました。 一方海外ではMLBで大谷翔平選手が大活躍。日本に明るい話題が飛び込んで来ました。様々な出来事があった2024年も年の瀬を迎えます。

■ 年末行事

* 大掃除  12/27(金)~28(土)
 受付やご回向の場所を変更することがあります。ご不便をおかけしますが、ご了承ください。

* もちつき 12/29(日)

* お写経  12/28(土)~12/31(火)までお休み

* 大晦日
 ・納骨の受付は9:00~11:00まで。
  納骨堂・境内は通常通り5:00~18:00までお参り出来ます。
 ・三千佛堂参拝は9:00~11:00まで。
 ・除夜の鐘
  鐘撞受付は22:00~22:45まで。先着順108名。事前の申し込みは出来ません。定員になり次第締め切ります。飲酒されている方、騒ぐ方のご参加はお断りします。

■ 新年は元日より、全て通常通り。


浄土宗開宗850年記念 書道パフォーマンス

2024年11月5日

書道パフォーマンス

 

1175年に浄土宗が開宗して今年で850年。浄土宗大阪教区では去る10月25日に様々な記念行事が開催されました。 その中のパフォーマンスの1つ、一心寺境内の特設舞台で書かれた私立上宮高校書道部の作品を、 三千佛堂入口すぐ左の壁面に展示しています。縦4メートル横6メートルの大きな紙に描かれた書は圧巻です。年内中展示しています。ぜひご覧ください。

一心専念 弥陀名号 順彼佛願故

一心に専ら念ずる 弥陀の名を かの仏の願いに依るがゆえに
                 善導著『観経疏』散善義より


一心寺門前浪曲寄席

2024年3月24日

浪曲師・曲師

浪曲師・京山幸乃さん/曲師・一風亭初月さん

 

一心寺門前浪曲寄席!観客から見て右手側で演奏し、呼吸を計っている曲師(きょくし)。 三味線は通常、棹(さお)が太く胴も大きめの太棹三味線が使用される。演奏は楽譜はなく、ほとんどアドリブ。 三味線で様々な効果音を表現したり、要所で個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を盛り立てる。 三味線音楽で譜面を使用せず伝承されているのは浪曲が唯一で、日本の三味線音楽の中でも特殊である。 浪曲と同じく浪曲三味線も大きく関東節・関西節に様式が分けられ、関西節は胴の皮がゆるく張られ、 弾くとベーンベーンと低い音色なのが特徴とされる。浪曲師と曲師の絶妙な掛け合いをお楽しみください。

■2024年12月公演
日 時:12月14日(土)~16日(月)13:00開演
浪曲師:松浦 四郎若 春野 恵子 京山 幸太 天中軒 すみれ
曲 師:一風亭 初月 沢村 さくら 虹 友美 藤 初雪

浪曲親友協会ホームページ

てんボラ情報!天王寺七名水 増井の清水 天王寺区伶人町

2024年11月25日

増井の清水1

増井の清水2

良水の井戸が多かった上町台地の南部には天王寺の『七坂』とともに『七名泉』と呼ばれる美味なる井戸水があり、今『七名水』の『増井』もその一つである。
 入口の門には自然木に『増井』と彫った額がかかっていたという。思うに水量の豊富さと滋味を願った名かもしれない。
 江戸期には、上下二段の井戸となっており、上段は武士用、下段は庶民用であった。かって、この良水を台地より下部になる大阪中心部に売り出しに行くのを商いとした人々もいたという。
 今は個人宅内となり、静かな住宅の道路から見える一つだけの屋根囲いが往時をしのばせる断水井戸である。
 現在、大阪市顕彰遺跡に指定され『増井』の案内板が立つ(伶人町5-35)近隣には、緊急用に防災管理されている『休眠井戸』もある。
 私たち大阪人は、生駒山の伏流水の出る台地と、琵琶湖からの豊富な淀川水系と、共にありがたみを享受している。



てんのうじ観光ボランティアガイド協議会 小椋 ミドリ

慈泉処だより

2020年4月5日

慈泉処だより
2020年5月より慈泉処の活動は休止しております
3月26日(木) 晴れ 利用者 30人

春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。 例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。 マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、 いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)

4月2日(木) 曇り 利用者 25人

午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。 少し春めいてきたせいでしょうか。慈泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。消毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、 平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)


12月門前募金

2024年12月10日

門前募金12月

活動の様子

一心寺では毎月第2日曜日に「慈悲喜捨」の心で門前募金を行い、各地の子ども・女性・そのいのちを守る活動の支援をしています。

今年2月から再開した募金活動は、早くも年内最後となりました。師走の気忙しい中、沢山のご参拝の方と活動を支えていただいているボランティアの皆さんのお蔭を持ち、 69,649円が集まりました。

現在は令和6年1月能登半島地震の被災者の支援を目的として活動しています。 被災地域では9月21日の記録的な大雨の影響も有り、住まいの再建に向けた支援などが求められています。

義援金は日本赤十字社を通じて、被災地全域(石川県、富山県、新潟県、福島県)へ寄付いたします。

日曜学校6講目開講!

2024年11月25日

浪花クレオールさん

浪花クレオールさん

安達俊英師

安達俊英師

 

11月24日(日)日曜学校の6講目が開講されました。
【エンターテイメント】
ゲストは、カオリーニョ藤原さん、井山あきのりさん、山村誠一さんからなるユニット「浪花クレオール」さん。ギターにアコーディオン、 カリブ海のドラム楽器スティールパン、ムードサックスなど色とりどりな音が満載。会場が懐かしい音色に包まれました。

楽しいひとときでした。各楽器の音色が素晴らしい。「上を向いて歩こう」の合唱は勇気を与えてくれました。ありがとうございました。(生徒アンケートより)

【講話】
講師は、圓通寺住職・浄土宗学研究所の安達俊英師。今年は法然上人浄土宗開宗850年に当たり、「法然上人の浄土宗開宗への歴程」というタイトルで、法然上人の教えと専修念仏の教えへの歴程などをお話いただきました。

安達先生のお話、悩むことの重要性、浄土宗開宗への過程がよく分かりました。(生徒アンケートより)


日曜学校の詳細についてはこちらをご覧ください。




「一心寺の法話」

「和顔愛語」

「和顔愛語」

一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)