一心寺ニュース

暑さ寒さも彼岸まで さわやかな秋空まで、もうしばらくです

秋彼岸

2025年8月25日

秋彼岸

7月に北海道北見市で39、0度を記録。沖縄県より北海道が暑いという異例の夏。その余波は続きますが、季節はもうお彼岸です!
「彼岸」と「此岸(しがん)」。此岸は私たちが住んでいる世界。悩みや苦しみがうずまく世界、彼岸は反対に悩みや苦しみから解放された悟りの世界、すなわち阿弥陀仏の極楽浄土です。 それは西方の遥か彼方にあるとされます。太陽が真西に沈む秋分の日とその前後3日間を「お彼岸」と称し、仏となって極楽浄土に住む、私たちの親、兄弟、先祖の霊を忍び供養をする日です。 また、秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」として、国民の祝日にもなっています。

彼岸時期の一心寺の回向時間は以下のとおりです。
よろしくご参詣ください。

9月20日(土)9:00~16:00 <彼岸入り>
21日(日)9:00~16:00 
22日(月)9:00~16:00 
23日(火・祝)8:30~16:00 <中日>
24日(水)9:00~16:00 
25日(木)9:00~16:00 
26日(金)9:00~16:00 <彼岸結願>

※9月20日(土)~26日(金)の間、「経木焚上(たきあげ)供養」をお受けいたします。本堂でご供養した後、お焚き上げいたします。 ご希望の方は、備え付けの経木に先祖代々・戒名等をお書きください。




一心寺門前浪曲寄席

2024年3月24日

浪曲師・曲師

浪曲師・京山幸乃さん/曲師・一風亭初月さん

 

一心寺門前浪曲寄席!観客から見て右手側で演奏し、呼吸を計っている曲師(きょくし)。 三味線は通常、棹(さお)が太く胴も大きめの太棹三味線が使用される。演奏は楽譜はなく、ほとんどアドリブ。 三味線で様々な効果音を表現したり、要所で個性的な合いの手を入れて浪曲師や舞台を盛り立てる。 三味線音楽で譜面を使用せず伝承されているのは浪曲が唯一で、日本の三味線音楽の中でも特殊である。 浪曲と同じく浪曲三味線も大きく関東節・関西節に様式が分けられ、関西節は胴の皮がゆるく張られ、 弾くとベーンベーンと低い音色なのが特徴とされる。浪曲師と曲師の絶妙な掛け合いをお楽しみください。

■2025年10月公演
日 時:10月11日(土)~13日(月・祝)13:00開演
浪曲師:天中軒 雲月 菊地 まどか 広沢 菊春 京山 幸太
曲 師:虹友美 広沢 美舟

浪曲親友協会ホームページ

てんボラ情報!天王寺七名水 「逢坂の清水」 天王寺区四天王寺内

2025年8月5日

手前が逢坂清水の井戸

手前が逢坂清水の井戸

右側が移設された融通地蔵

右側が移設された融通地蔵

”水の都”と呼ばれた大阪には、江戸期から上町台地上の天王寺地区に“七坂”と共に”七名水“が点在していた。
その一つ『逢坂清水』の井戸は、現在は四天王寺中之門を入った右手にある地蔵山の一角に残っている。(天王寺一丁目11番18号)
逢坂清水の井戸と呼ばれるこの井戸は、もと一心寺の門前西、逢坂の途中にあったが、明治の末、電車道が開かれる道路工事のため融通地蔵尊と共に四天王寺の地蔵山に移された。
『摂津名所図会』に「清冽にして四時増減なし.茶に可なり」との記述があり、どんな日照りが続いても、いつも同じような清水をたたえ水枯れせずに茶の湯にも適した名水だったことがわかる。
何百万年前の古代大坂湖から古の大阪湾の時を経て、天王寺に大阪に”良水”を与えてくれていた。
現在は枯れているが天王寺七名水のひとつである。
(文中の写真にある表示板の一部を引用させていただきました)



てんのうじ観光ボランティアガイド協議会 小椋 ミドリ

9月門前募金

2025年9月15日

門前募金9月

活動の様子

一心寺では毎月第2日曜日に「慈悲喜捨」の心で門前募金を行い、各地の子ども・女性・そのいのちを守る活動の支援をしています。
9月に入ったとはいえ、依然厳しい暑さが続いております。雨こそ降りませんでしたが、朝から曇天で湿度が高い中、 日曜学校の生徒さん9名に門前に立って活動していただきました。皆様のご協力で46,219円が集まりました。
現在は令和6年1月能登半島地震の被災者の支援を目的として活動しています。 被災地域では9月21日の記録的な大雨の影響も有り、住まいの再建に向けた支援などが求められています。

義援金は日本赤十字社を通じて、被災地全域(石川県、富山県、新潟県、福島県)へ寄付いたします。

日曜学校3講目開講!

2025年8月31日

変面師・京介さん

変面師・京介さん

大門 俊正師

大門 俊正師

 

8月31日(日)日曜学校3講目が開講されました。
【エンターテイメント】
ゲストは、「中国伝統芸能・変面」変面師の京介さん。長崎孔子廟の定期公演を中心に外部公演も多数出演。 面のデザインには多くの表情があり、その面に応じた表現で観客を魅了している。瞬きも追いつかない面が変わる様。会場も息を飲む演目でした。

変面師京介さんの舞台はすごかったです。初めて生で鑑賞しました。次々と変わる面の早さに驚きました。(生徒アンケートより)

【講話】
講師は、善導寺前住職・浄土宗総本山知恩院布教師の大門俊正師。 「生きようぞ」というタイトルで、法然上人のお念仏、「南無阿弥陀仏」とお称えする生活を続けることの大切さなどをお話いただきました。

声に出す大事さ。口で言葉で言うことによって思いが変わる。感謝の言葉は必ず口に出して伝えようと思います。(生徒アンケートより)


日曜学校の詳細についてはこちらをご覧ください。




「一心寺の法話」

「和顔愛語」

「和顔愛語」

一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)

慈泉処だより

2020年4月5日

慈泉処だより
2020年5月より慈泉処の活動は休止しております
3月26日(木) 晴れ 利用者 30人

春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。 例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。 マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、 いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)

4月2日(木) 曇り 利用者 25人

午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。 少し春めいてきたせいでしょうか。慈泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。消毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、 平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)