一心寺ニュース
残暑お見舞い申し上げます
お盆がやってきます
2022年7月18日

―――踏みにじられても 食いちぎられても 死にもしない 枯れもしないその根強さ そしてつねに 太陽に向かって咲く その明るさ わたしはそれを わたしの魂とする―――(坂村真民「タンポポ魂」より)
※8月1日(月)~16日(火)の間、「経木焚上(たきあげ)供養」をお受けいたします。本堂でご供養した後、お焚き上げいたします。ご希望の方は、備え付けの経木に先祖代々・戒名等をお書きください。
盆期間の一心寺の回向時間は以下の通りです。
よろしくご参詣ください。
8月7日(日)午前8:30~午後4:00
11日(木・祝)午前8:00~午後4:00
13日(土)午前8:00~午後6:00
14日(日)午前8:00~午後6:00
15日(月)午前8:00~午後6:00
16日(火)午前8:30~午後6:00
一心寺地蔵盆フェスティバル開催
2022年8月7日

人形劇『快傑ゾロ』公演

灌頂洒水の様子
●今年の地蔵盆フェスティバルは前夜祭が3年振りに復活いたします。
令和4年8月23日(火)一心寺シアター倶楽にて、人形劇の聖地チェコより「アルファ劇場」をお招きし「快傑ゾロ」を上演。
楽団・エルマリアッチの華麗な生演奏で世界最高峰の人形劇をお楽しみください。
(11:00/15:00開演、入場料こども500円・一般2,000円 ※膝上観劇は3歳未満無料)
詳しくはこちら
お問い合わせ:06-6774-4002(一心寺シアター倶楽)
●8月24日(水)の地蔵盆は、「新型コロナウイルス感染症」蔓延防止対策の為、お地蔵さま前でお勤めをし、灌頂洒水とお守り授与のみ行います。
お地蔵さまは子どもを守る仏様。お坊さんが持つ散丈(さんじょう)という杖で、仏様の知恵の水を子どもたちの頭上に注ぎ、守護祈願を行います。
その後、お勤めをしたお守りをお授けします。
昨年お渡ししましたお守りをお持ちの方は、ご持参くださいね。
(於:山門下お茶所/午後4時~6時)
ミストシャワーがお出迎え
2022年8月1日

「一山の法鼓響けり盆の月」(清月俳句歳時記 野田ゆたか遍より)
コロナ禍3度目のお盆。連日気温が上昇し、夏のマスクには到底慣れません・・・。
一心寺では「おせがき」を再開し、日常が戻りつつありますが、マスクや消毒、その他感染防止対策はまだまだ必須。
酷暑の中お参りされる方へのせめてもの「涼」。山門をはじめ境内に9か所、ミストシャワーがお出迎えします。水分補給をしっかりと、くれぐれも熱中症に気をつけてご参詣ください。
上方文化漫歩 ~落語扁~ 「天満天神繁昌亭」(北区天神橋)
2022年8月1日

天満天神繁昌亭
大阪天満宮と言えば日本三大祭の天神祭、そして大阪天満宮無くして語れないのが天満天神繁昌亭である。
第2次世界大戦で焦土と化した大阪からは落語の定席が消えた。戦後、消えかけていた上方落語の灯を四天王
(六代目笑福亭松鶴、三代目桂米朝、三代目桂春団治、五代目桂文枝)が守り、
活躍の場がない若手噺家たちの育成のため小さな会や寄席を開いていた。その後上方落語協会会長となった
六代目桂文枝は若手噺家の育成と活躍の場を作るため、落語の定席建設を提唱する。建設資金は個人や
企業からの浄財2億4千万円で解決するが、一番の課題が建設場所であった。それを大阪天満宮・寺井種伯宮司(現:名誉宮司)
による天満宮所有地無償提供という英断で解決する。そして、構想からわずか3年、2006年9月15日に「天満天神繁昌亭」の
開席を成し遂げる。また、現在繁昌亭がある地は、明治時代には天満八軒という寄席や芝居小屋があり、その中の一軒が
吉本興業発祥の「第二文芸館」である。様々な奇跡と偶然が上方落語協会の積年の夢を果たすこととなった。
今、天満天神繁昌亭は落語家によって運営され、「繁盛」している。
藤堂 千代子
慈泉処だより
2020年4月5日

3月26日(木) 晴れ 利用者 30人
春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆 さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)
4月2日(木) 曇り 利用者 25人
午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。少し春めいて きたせいでしょうか。 泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。 毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。 まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)
「日曜学校 健楽祈願の集い」として一部再開します
2022年6月4日

日曜学校の様子
日曜学校は1995年(平成7年)に、お説教だけではない学びの場『一心寺が送るちょっと変わった寺子屋』として、
現在の三千佛堂の改装前の建物「旧シアター」で始まりました。
開校以来の不測の事態「新型コロナウイルス感染症」が蔓延し、2020年3月から約2年間休講をしておりましたが、
本年度は一部再開をいたします。今期はコロナ禍でも健康で楽しく過ごせるよう願いを込め「日曜学校 健楽祈願の集い」というタイトルで、
コロナ禍以前に受講されていた方に向け講話を行います。感染防止対策の為、席数の制限をいたしますので、誠に勝手ながら新規や当日受講は申込みできません。
ご了承ください。
「一心寺の法話」

「和顔愛語」
一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)