一心寺ニュース
寒中お見舞い申し上げます
上方文化漫歩 ~落語扁~ 「八五郎坊主」 (天王寺区下寺町(したでらまち))
2022年11月29日


「八五郎坊主(はちごろうぼうず)」は上方落語の演目名である。
「八五郎」は東京落語では「八っつぁん」の名でよく出てくるが、上方ではこの「八五郎坊主」にしか出てこない。
その意味でも珍しい。
<あらすじ> がらっ八の八五郎がいつも世話になっている甚兵衛さんのところへ真剣な顔でやって来る。
どうしても坊主になりたいからと下寺町のズクネン寺(仮称)を紹介してもらう。そこで出家を許され、
「法春」という名前を与えられた。友達は「ほうばる」と読む。違うというと、今度は「春」は春日神社の「かす」だから
「ほかす」。坊主になったばかりで放(ほか)さんでくれと八五郎。「法」は御法(みのり)で「のり」とも読むから
「のりかす」と友達。それも違う・・・なかなか読んでもらえない。
八五郎が訪れる下寺町は、大阪市天王寺区西部を南北に走る松屋町筋と千日前通の交差点以南約1・3km一帯を指す。
交差点も「下寺町」と名付けられバス停の名にもなっている。上町台地の西崖にあたり、通りの東側には寺院が立ち並び、
古くからの大阪の佇まいを伝えている。
参考資料 『ウィキペディア(Wikipedia)』
山口 和子
慈泉処だより
2020年4月5日

3月26日(木) 晴れ 利用者 30人
春のお彼岸も終わり、桜の開花を迎える季節です。今朝は一心寺の境内でも、桜花の下で参拝者が足を止める姿があり ました。例年、この時期は、テレビでも桜の開花前線が取り上げられますが、今年は、新型コロナウイルス関連のニュー スでもちきりです。マスク不足で争奪戦が繰り広げられていますが、本当に怖いのは、ウイルスよりも人間の群集心理の ような気がします。しかしここ慈泉処では、いつもと変わりなく利用者が来てシャワーを浴びて帰っていきました。皆 さん、冷静にこのご時勢を過ごしているようです。(奥村)
4月2日(木) 曇り 利用者 25人
午前中の利用者は少なく、昼過ぎになってからどっと皆さんが押し寄せ、普段より多い人数になりました。少し春めいて きたせいでしょうか。 泉処でのコロナウィルス対策として、体調が悪そうな方には無理をせず着替えをお渡しして帰っていただくとともに、 手指のアルコール消毒を実施させていただきました。 毒をお願いすると、皆さん暗い表情をして、「こんなご時世だからねえ」とご協力くださったのが印象的でした。 また、「ここはまだ閉めないの?」という意見も聞かれました。今日現在のところはまだ休館する予定はありません。 まだまだカイロをもらっていく方が多いこの季節、平穏無事な日々はいったいいつ戻ってくるのでしょうか?(松下)
「日曜学校 健楽祈願の集い」として一部再開します
2022年6月4日

日曜学校の様子
日曜学校は1995年(平成7年)に、お説教だけではない学びの場『一心寺が送るちょっと変わった寺子屋』として、
現在の三千佛堂の改装前の建物「旧シアター」で始まりました。
開校以来の不測の事態「新型コロナウイルス感染症」が蔓延し、2020年3月から約2年間休講をしておりましたが、
本年度は一部再開をいたします。今期はコロナ禍でも健康で楽しく過ごせるよう願いを込め「日曜学校 健楽祈願の集い」というタイトルで、
コロナ禍以前に受講されていた方に向け講話を行います。感染防止対策の為、席数の制限をいたしますので、誠に勝手ながら新規や当日受講は申込みできません。
ご了承ください。
「一心寺の法話」

「和顔愛語」
一心寺では、「日曜学校」(6月~3月まで原則毎月第四日曜日)にお説教の時間を設けています。仏教に関する身近な疑問から学問的な内容まで、様々な講師によるユニークなお話です。日曜学校は一回受講も可能ですので、興味のある方は一度お越しください。過去のお説教を収録した法話集『和顔愛語』(平成12年度~)もございます。(問い合わせ:三千佛堂06-6774-2500)